デンカアヅミン株式会社

くみあいアヅミン 土づくり肥料 地力増進法指定資材 腐植酸苦土肥料

アヅミン使用農家の声

ニラ

大城博義さん(おおき ひろよし、70歳)
JA大分市ニラ部会副部会長 大城博義さん

にらイメージ 今回は九州のニラ産地、JA大分市ニラ部会副部会長の大城博義さん(おおき ひろよし、70歳)に話を聞いた。大城さんは息子さんとともに、1.2ヘクタールのハウスでニラを周年栽培している。雇用は8人。
 大城さんの住む富岡地区は田畑の宅地化が進み、大城さんの畑も住宅に囲まれるように点在している。堆肥の臭気が大きな問題になっていたため、堆肥の代わりになる土づくり資材をJAに相談したところ、アヅミンを勧められた
 そこで大城さんは昨年、慣行栽培区(堆肥区)とアヅミン施用区を設け、アヅミンの効果確認試験を行った。その結果、アヅミン施用区は葉幅が広く、ピンと伸びた株が得られ、収量も確保できた。そのため今年から、すべてのほ場でアヅミン(10アール当たり120キロ)を施用した。
 アヅミンの施用は第一に、堆肥による夏季の臭気問題を解消した。その一方で、堆肥施用の省力化にもつながった。この時期の農作業は夏ニラの収穫と冬ニラの移植が重なり、堆肥施用は重労働だ。アヅミンは、堆肥施用の軽減策を模索していた大城さんに「省力化を実現できた」と、喜ばれている。

2006年9月26日 日本農業新聞 伝言板より

たまねぎ

兵庫県淡路島にあるJAあわじ島の事例
アヅミンを使用し収穫したタマネギ

タマネギイメージ 今回は堆肥の循環システムの中で「アヅミン」を取り入れた、兵庫県淡路島にあるJAあわじ島の事例を紹介する。
 盛野営農部長は、「JAあわじ島は温暖な気候を利用して、昭和40年代から水稲を中心にタマネギ・レタス・キャベツ・ハクサイを栽培する3毛作体系を確立し、圃場(ほじょう)を高度利用している。
 圃場の高度利用は土壌有機物の消耗が顕著であることから、堆肥などの有機物施用による土づくりを充実させている。現在、市やJAの補助による堆肥の循環システムが構築され、管内の畜産農家から出る畜ふんを堆肥として圃場に還元している。
 アヅミンは地方増進法の腐植酸質資材として指定されていることから、試験成績検討会(年2回開催、今夏で72回)でアヅミンによる腐植酸供給効果の確認試験を実施し、土づくりの基本資材として採用した。それ以降20数年にわたり、土づくりは毎作堆肥10アール当たり2トン、アヅミン10アール当たり40キロを施用している。また、現在JAが取り組んでいる『安全・安心システム』の健康な土づくり適応資材として、堆肥の不足を補い、農家ニーズに応え定着し続けている」と語る。

2005年9月27日 日本農業新聞 伝言板より

メロン

アヅミンイメージ

メロンイメージ 今回は北海道富良野市のJAふらの管内で80アールのハウスメロンの他、種バレイショ・秋小麦・スイートコーンなどを栽培している川村孝広さん(40)にお話を伺った。
 川村さんがメロン栽培をはじめたころ、「先輩農家から“メロン栽培をすると土が減る”という話を聞かされた。これは土壌の団粒構造が崩れることにより土が締まってしまうことが原因で、堆肥(たいひ)などの有機物の施用が重要であると考えた。しかし、当時適切な資材が無く困っていたところ、農協からアヅミンを紹介され施用を試みた。今では根張りをさせるには欠かせない資材だと思っている」。
 さらに、「メロンは収穫直前に糖度を上げるのに水切りをするので、糖度がのるまで根が元気でないと困るが、アヅミンを施用すると細根が増え、根張りがよく、収穫後期までしっかりしている」と高い評価を得た。土づくりは、秋にエンバクのすき込みとアヅミン400グラム/坪の施用でやっている。
 管内でトップクラスの品質を維持している川村さんのメロンの品質を良く知るJAふらの中山課長は、「農協規格である14度以上まで糖度が上がらない農家にはアヅミンをすすめており、改善されている。ミニトマトやピーマンなど栽培期間が長い作物全ての栽培暦にもアヅミンを入れて、根づくりを行い品質向上に努めている」と話す。

2006年1月18日 日本農業新聞 伝言板より

さくらんぼ

深瀬吉四郎(ふかせ きちしろう)(51)さん
オウトウ栽培グループ  深瀬吉四郎さん

さくらんぼイメージ 今回は日本一のオウトウ生産量を誇る山形県東根市管内で、先進的なオウトウ栽培グループ(5人)の窓口となっている、深瀬吉四郎(ふかせ きちしろう)(51)さんに話を聞いた。
 この栽培グループでのアヅミンの使用は、3月末に融雪を兼ねてオウトウ1本に5キロ程度(10アール当たり60~80キロ)施用している。「残雪の表層に施肥された黒いアヅミンが太陽光線を集め、融雪を促進する。融雪水と同時に下層浸透するアヅミンの腐植酸によって、土づくり効果と根張り・根の活力増進を期待している」とのことであった。この施用方法については、2年前からメンバー全員のほ場で試験を実施している。その結果、「対照区はLサイズが中心であるのに対し、アヅミン施用区では大半が2L以上の大粒傾向で、色あがりが良くなった。メンバーによっては、反射シート・葉取りがなくても十分な色づきを確保している者もいるほどだ。これはアヅミンの効果で細根の発育が良くなり、養分吸収がおう盛になったことによるものと思っている。われわれはこの融雪を兼ねた施用方法に自信を持っている」。

2006年2月22日 日本農業新聞 伝言板より

梅

梅イメージ 日本一の梅の生産量を誇る和歌山県JA紀南管内、田辺市の桑原勝(60歳)さんは、現在2.5ヘクタールの南高梅と15アールの花き(スターチス)栽培との複合経営を行う中核農家。
 桑原さんは「10数年前に梅園のアヅミン効果確認試験を行った際に、施用区の樹勢が大変良くなった。効果が目で見て確認できたので、その後毎年アヅミンを60キロ/10アールと数年に1回の割合でバーク堆肥2トン/10アールで土づくりを行っている。また、最近はじめたスターチスにもアヅミンの効果を期待して60キロ/10アール使っている。結果は良好だ」
 JA紀南の堀修実営農指導課長によると「JA紀南では安心・安全・品質向上の取り組みを行い、JA紀南ブランドの強化を図っている。そのため生産履歴の記帳と安全確認、出荷サンプルの冷凍保管、残留農薬の検査を行っているが、品質向上対策としては基本に立ち帰り、土づくりを重視している。JA紀南は梅園の基本の土づくり資材としてバーク堆肥(2トン/10アール)またはアヅミン(200キロ/10アール)を指導している。桑原さんのようにバーク堆肥とアヅミンの併用による土づくりをしている園は、土がやわらかくなり根張りが良くなっている。このことにより保水性・保肥力が向上し多少の干ばつにもへこたれない梅の根が作られていると考えている。結果として樹勢維持と良品多収に結びつく。梅産地として、まごころをこめた地道な土づくりにより高品質の梅を安定的に生産することが、ブランド強化の礎と受け止め組織をあげて取り組んでいる」と話している。

2005年8月10日 日本農業新聞 伝言板より